やまもんのブログ

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高専生のための編入対策

【編入数学対策】 マセマ複素関数 タイムアタックしてみた

挑戦したいことがあるあなた:未知の分野の開拓

高専生や大学生の皆さん

  • 編入試験や院試のために取り組めべき科目がある

(記事を読むのがめんどうな方は,【本のレビュー】だけでもご覧ください.)

  • あのプログラミング言語を使えるようになりたい
  • そして,流行りの機械学習ができるようになりたい
  • 物理をゴリゴリ極めたい
  • 研究に関連しそうな事象の原理を理解したい

 人によって欲望はそれぞれですが,風に揺れる桜の花びらに後押しされ,

新学期がスタートした今は,新しいことをはじめ挑戦できる季節です.

 

【経緯】完璧主義からの脱却

初めて未知の分野を勉強する,

教科書を読む,など

どんなことも完璧にこなしたいと思うことはないですか?

僕はそんな人間なんです.

  • ノートに綺麗にまとめたいとか
  • 細かく抜け落ちがないようにしっかり詰めたいとか
  • 完璧にわからないと先にいきたくない 
  • 字を綺麗にかきたい など

理想だけが勝手に進んで,難しいことや圧倒的に広大な分野を前にして挫折...

三日坊主なんてことはよくありました.

javaとか,英語とか,東工大編入の化学も.)

 

でも限られた人生の時間の中で新しく学びたいことはたくさんありますよね?

僕もしたいことが山ほどあるんです.

そうして,これからの長い人生を俯瞰すると,綺麗にまとめるなんて正直どうでもいいわけで,いかに早く概観をつかめるかが大事だなと.

 

そのあとに長い時間をかけて,詳細はゆっくり詰めていけばいいんだなと思うようになり,脱完璧主義を目標に掲げました.

 (注意:厳密に理解するということを忘れてはいません.あくまで最初はガバッとつかむことに重きをおいています.)

 

【目的】タイムアタック!!!

あれとあれとあれを勉強したい!,でもどれくらい時間かかるんだろーと.

そんなとき未知の分野をどれくらいの時間があれば大まかにわかった風になれるか,

自分のスペックみたいなものを測定すると,これからの計画を上手に立てることができるのではないかと考えました.

(バックグラウンドの知識や分野の複雑さ,理解基準の曖昧さから一概には比較できませんが,オーダーだけでも把握し,効率のいい人間になれればという目標です.)

 

【実証】「マセマ複素関数

今回選んだのは「マセマの複素関数」!

編入の対策でふわぁ~っと読んだきり,今はほぼほぼ抜け落ちており,ちょうど勉強したいと思っていたこともあって,こちらを選択しました.

  

【予想】

この本は5章構成の計250ページ からなります.

単純に,1章あたり50ページ,

易しい内容だし10ページ1時間あればできるやろーと,5[時間/章]と設定.

やってみないとわからないのでここは正直適当です.

 

【結果】

こちらが学習に費やした時間となります.

  予想 [Hours] 結果 [Hours]
1章 5 3
2章 5 7.5
3章 5 4.5
4章 5 7
5章 5 7.5
合計 25 29.5

 

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各章の学習時間

ほぉ......

 ざつーに平均すると,

1ページあたり7分ほどで学習を進めたようですね.

 
 

【まとめ】

ここで正直,思いました.

 

アホくさwwwwwと.

こんなことしても意味ないわと.

 

前にも述べましたが,分野やその参考書の難易度,ページ数によって

進度やかかる時間は全く異なるわけです.

まぁタダで終わらせるわけにもいかないので.

いくつか気づいたこと,よかったことを紹介します.

 

  • ダラダラ時間をかけて勉強することがなくなり,集中力が上がる!

時間に追われている感覚からでしょうか. 頭はよく働いている気がしました.

見えない自分と戦っている感じですね.

 

  • 時間管理をマメにするようになる!

参考書を一冊こなすには少なくとも30[時間]はかかるということがわかり,

目標までにかかる時間を逆算すると「あれ,めちゃやばい」というな事実が目の前に現れます.

 

iPadを使用しての学習は,ページ挿入や何回も書きたくない言葉や図のコピーがラクで,学習を効率良く手早くこなせたとも感じます.

完璧主義はまだ完全には抜けきれませんが,私にとって大きな一歩です.

 

今の所思いつくメリットはこんなところです.

あんまりこういうことのデータを取る人っていないと思いますが,一度把握しておくと,これからの勉強計画の立案を定量的により正確に求めることができるようになります.

みなさんも一度試してみてはいかがですか?

 

 

【本のレビュー】

非常に読みやすく,解説も丁寧で良書だと感じました.
編入を志す高専生や大学ではじめて複素関数を勉強する方も,内容がスゥーっと入ってくると思います.
その際は足りない部分も多いので,しっかりとした専門書も見ながら学ぶことをお勧めします.
 
また私のように一度複素関数を勉強したことのある方にもおすすめです.
数式に追われて理解できていなかった複素の概念が非常にわかりやすくまとめてあります.
 
 

P.S.

コメントにて,自分はこれこれの分野のこの本をこの時間でやったよなどと教えてくださると嬉しいです.

僕自身の競争心の向上や励み,未知の分野の開拓にもつながるので!!!

これからは主に大学院試験の対策記事を書いていきます.

学んだことは逐次更新していく予定ですのでまた見にきてください.